アーカイブ 「保育園」

2009年 7月 17日

やってきました、夏

カテゴリー 保育園,食事  投稿 高橋 昭江

梅雨も明けて、暑いけど、とってもまぶしい夏、がやってきました。

次男の通う、おおぞら保育園の名物、大スライダープールで、毎日子どもが楽しそうに遊んでいます。

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尾骶骨を打ちながらも何度も何度も子ども達と、連結スライダーをしてくださる、保育士さん達には脱帽です。

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今年は、2歳以下のお子ちゃま達も増えたので、横にもうひとつ小さいサイズのプールも作ったので、幅は例年より狭め。

でも、この斜面を利用したスライダー、大人でも充分楽しめます。

思い起こせば、7年前、夫の香港駐在を終えるので、長男の通う保育園や幼稚園を探しに一時帰国ではじめて訪れた、このおおぞら保育園。

この急斜面のプールを登ろうにも、あと一歩で、ツル~と滑ってしまう私に、
ペタペタと蛙のような足でどんどん登っていく子ども達が、

『おばちゃん、あっちにロープあるよ』と。
そんな子ども達を横目に、私はロープをつたって、何度も何度もスライダーを楽しみ、
翌日は全身筋肉痛。

ここの子ども達って、スゴイ。この環境って、スゴイ。

その後、いくつか神奈川県内の自然派とか、シュタイナーとか、こだわりの園を見学に行きましたが、
おおぞら保育園を知って、体感してしまった私にとっては、どこも物足りなさを感じ、ここの園にお世話になることを決めたのでした。



昨日作ったおおぞら保育園のお昼ご飯

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ジャコと梅干しと青じそのご飯 2分搗きアマランス入り
具沢山のお味噌汁
こんにゃくと野菜の旨煮
かぼちゃサラダ

頂いたジャコがたっぷりあったので、自家製梅干にシソを加えてさっぱりごはん。

こんにゃくと野菜の旨煮は、重ね煮で。
重ね煮はお鍋の底から、陰性なものから重ねていく調理法。
最後に美味しくな~れ、と愛情塩を少し加え、お鍋の中で陰陽を調和します。

マクロビオティックの中ではちょっと陰性な調理方法な重ね煮。
でも暑くなってきたので、こうして調理法も変えていきます。

暑いからといって、冷たいものばかりで体を冷やすと、6ヵ月後、つまり冬になった時、
冷えた体ができあがってしまいます。

元気な体をつくるには、その日食べたものだけでなく、1週間、1ヶ月、1年、と、トータルで調和を計るよう、保育園の調理に入ったときにも考えています。


かぼちゃのサラダにもマヨネーズは使わず、お得意の梅酢を使います。
塩だけで蒸し煮したかぼちゃはとっても甘味が引き出されていて、
調味料は梅酢とオリーブオイルでさっぱりしていながらも、
コクのあるサラダができ、大好評でした。

保育士さんへのお持ち帰りも含めて、約40人分。
一人で、かつ、あの暑~い台所で作るのには、大変な季節です。

来週の木曜日はお客さんもくるとのことで、11人プラスして、とのこと。

大変ですが、なんだか楽しい催し物がある様子。

がんばって、作っちゃいま~す。

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2009年 6月 06日

桑の実と新型インフルエンザ

カテゴリー ハチミツ,保育園,健康  投稿 高橋 昭江

♪ どどめでジャムができるんかい
♪ おらはじめてだ あたいもはじめて 先生だってはじめてさ
♪ みんなのつくったどどめジャム パンにつければいいにおい
♪ 大口あけてパクパクと みんなのベロはまっくろだ

おおぞら保育園では季節を語った歌をとてもよく歌います。
今の季節はこの、『どどめジャム』の歌をこどもたちが毎日口ずさんでは、
園庭や散歩の道すがら収穫できる、この『どどめ』をもぎとっては、歌にあるように
ベロを真っ黒にしています。
ちなみに、どどめ=桑の実=マルベリーです。

そういえば、と4年前を思い出しました。
6月4日は出産予定日だったことを。
そして、ちょうど、その頃、大きいお腹を抱えて、長男が、里山に大きな桑の木があることを教えてくれ、
近所の子ども達とタッパーをつれて、そこまで案内してもらったことを。
もう、それはそれは、採っても採っても、まだまだたくさんある熟したどどめのことを。
パクパク4人で食べて、更に持参したタッパーにも採って帰り、ジャムにしたことを。

そこで、一昨日の6月4日、当時はお腹の中でこのどどめを味わっていた次男と保育園の帰り道、
長男が案内してくれた桑の木に、4年ぶりに行ってみました。

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ちょっと草が伸びすぎて、あまり奥までははいれませんでした。

前回のイメージがあったので、たくさん採れるかと思ったのですが、まだ熟している実が少なく、
赤い実のままで、かつ、枝が当時より高く伸びていてあまりとることができませんでした。  残念。

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そして、どうしても『どどめジャム』を作って欲しいという次男。
合計22粒のみの収穫だったですが、それも約束だったので、作ってみました。

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せっかくのジャムなので、リアルフードのミドゥーハニーを少し入れて、ちょっぴり甘くしてみました。
桑の実はあまり香りはないのですが、とっても色がきれいで、プチプチ感が残るおいしいジャムが出来上がりました。
これまた、歌のとおり、パンに塗って食べ、ベロの見せ合いをしました☆ “まっくろ~”

そして、もうひとつ、朝食前に散歩をするのが、おおぞら保育園で教えてもらった朝の過ごし方のひとつなのですが、
そのいつもの散歩道にもこの『どどめ』がなっています。
先日一緒に朝の散歩に出かけた主人が、
「どどめも黒い実だから、新型インフルエンザに効くかもしれないな~」
などと言っておりました。
というのも、私達が香港在住の時にお世話になっていたホメオパス ブラッドショー氏のHPのNEWS欄
ブラックエルダーベリーが新型インフルエンザに効くらしいという記事を主人が読んでおりました。

エルダーベリーは日本名ニワトコ。ご興味のある方は↑のNEWS欄をご参照ください。
18世紀のイギリスでは、この煮汁が風邪薬としてうられていた、と書いてある記事もありました。


桑の実が新型インフルエンザに効果があるかは?ですが、
自然界のものには私達の体を本来あるべき自然の形に戻してくれるものがたくさんありますね。
この桑の実も調べてみると、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれていたり、
鉄分、亜鉛、カリウムなどの栄養素があり、中国では不老長寿の効能があると、古来から愛用されていたそうです。
そして、このアントシアニンは視力回復に良いと一時期話題になったブルーベリーの3倍もあるそうです。
ですから、桑の実は視力回復、眼精疲労予防・回復、肝機能の向上、血圧上昇の抑制になどに効果があり、免疫強化、新陳代謝促進などさまざまな効用を備えている優れものだそうです。

そういえば、以前、ダイエットに効果があると、桑の葉茶を頂いた事もありました。

今はインターネットで検索すると、この桑の実も葉も色々なキャッチコピーを付けられて、高価な健康食品として売られていて驚きましたが、本当は私達の身近な所にちゃんと必要な物は揃っているのですね。

おいしい桑の実から色々とわかった一日でした。

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2009年 6月 03日

教会バザー

カテゴリー 保育園  投稿 高橋 昭江

毎年、保育園の収益事業の一環で、5月は厚木のカトリック教会のバザーに出店します。
31日(日)は、そのバザーの日でした。
私はおおぞら保育園歴8年目を迎えるのですが、まだこのバザーに出向いたことはありません。
というのも、もっぱら、お菓子などの作成係で、毎回前日の夜は徹夜作業になるからです。

今回も、運動会の疲れもあったのですが、大切な保育園の一大行事。
昼間の息子の頑張りを見たからには、母も、世の為、人のため、できることは喜んで!と、気合が入りました。

子ども達を寝かせつけた後、頂き物の、ミルクチョコとホワイトチョコがたくさんあったので、これを使って何を作ろうかと考え、本をめくるところから始まり、材料調達に買い物に出かけたのは、夜の8時すぎ。
右腕となるオーブン君もフル回転、深夜残業で頑張ってくれました。

抹茶とホワイトチョコレートのビスケット (約40個)
メープルシロップのアーモンドサブレ
ホワイトチョコレートの玄米おこし (約40個)
ミルクチョコレートの玄米おこし (約25個)
天然酵母のフォカッチャ 3種(天板3枚)

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頑張った甲斐もあり、嬉しいお言葉をたくさん頂戴いたしました。

また、他のお母さん達も皆それぞれ得意なものを色々と作ってくれ、盛況に終わったようです。
そして、全ての手配を仕切ってくれた収益係さん、本当にお疲れ様でした。

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2009年 5月 28日

保育園でのお昼ごはん

カテゴリー 保育園  投稿 高橋 昭江

息子が通う保育園で、週の2回、お昼ご飯とおやつを作るお手伝いをしています。

いろいろとこだわりのある保育園なので、食事に関してもたくさんのこだわりがあります。
健康で元気いっぱいな子どもに育つよう、2分搗き米のご飯に雑穀も入れ、やさいたっぷりなおかずとお味噌汁。
小さい子も手でつかんで食べれるように、また、大きな口を開けてよくかむように、と毎回登場する根菜類は大きめに切ったりします。
手でつかんだり、また大きな口を開けて食べることは意欲と繋がります。大切な乳幼児期、スプーンを口に運ばれて、口を開けて待つだけなのでは、その後の人生への意欲が違ってきます。

更に私は、マクロビオティックの要素も入れて、お料理をしていきます。
といっても、これはダメ、あれはダメというのではなく、陰陽の調和をはかりながら、料理をすることです。
食べてくれる人の体調やその日の気候で、使う食材を変えたり、料理方法に工夫をしていくことが、私の中でいう、マクロビオティックの基本です。体を自然界と調和させやすくさせる方法とでもいいましょうか。

今日は雨。その上、昨日より気温も低く、肌寒さも感じます。家の息子も鼻をたらしておりました。
今日のメニューは鮭とじゃがいものソテーと大根サラダでしたが、こんな日は生野菜を食べるとまだ体が冷えて、体調も崩しやすく、子どもはぐずりやすくなります。
手持ちの食材は決まっているので、火を通す順序を考えたり、陰陽では少し、陽性になるようなアレンジをしていきます。
サラダで使う予定だったトマトは鮭とじゃがいもの料理に加えてトマト煮にしたり、大根も蒸して使うことにしました。

今日の出来上がりはこちら
おおぞら保育園のお昼ご飯
大きめのジャガイモを子ども達は色々な顔をしながら食べてました。大根はサラダというより、刻み昆布やエノキ茸の醤油煮と叩ききゅうりとの和え物に。
今日のおかずの残りはゼロでした。
みんないっぱい食べてくれてありがとう!

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