2009年 12月 28日
せっけん生活
せっけんは有機物のため、合成洗剤と比べての環境への負担度は賛否両論ありますが、天然油脂とアルカリというシンプルな作りであることと肌への負担が少なく、また1種類で、台所から浴用まで応用できるというのが魅力です。
2ヶ月前、長男がインフルエンザで学校をお休みしていたとき、一緒にレザーウッドハチミツ入り石鹸を作りましたが、それが、熟成されて、とてもいい感じ。
顔を洗ってみると、とてもしっとり。
材料は苛性ソーダとエッセンシャルオイル以外は全て食用。
ココナッツオイル、パームオイル、そしてオリーブオイルとうち(リアルフード)のハチミツ。
これで手を洗った長男も“見て見て~”と、洗い上がりの違いを実感したようです。
私もしばらく虜になりそう・・・。
(乾燥させていたこのせっけんを見つけた母は、“お餅ついたの?”ですって^^。確かに似てます。)
そして、この時期、お掃除で 活躍するのが、アルカリウォッシュ。
台所周りの油汚れに、とても強い見方。
アルカリウォッシュはセスキ炭酸ソーダというもので、重曹に比べて水に溶けやすく、アルカリ度もほどほどなので、
手あれしにくく、重曹より油汚れに強くさっぱりします。
また、重曹同様無機質であることから環境負担も少ないのが魅力。
スプレーボトルに入れ水で溶かしておくと、とても便利。
台所に置いてある家電って埃と油が混ざって、表面がベタザラって感じになりますが、さっと一拭きで新品のようにきれいになります。
また、洗濯にも大活躍。皮脂汚れや血液の汚れにも強いのが特徴です。
自然派掃除のキーは汚れの種類を見分けることですよね。
酸性の汚れ(油汚れやタ皮脂汚れ)にはアルカリ性のものを使い、
アルカリ性の汚れ(便器に付着する尿酸カルシウムや電気ポットに付着する炭酸カルシウム)には酸性のものを使う。
エスプレッソマシーンが詰まってしまったとき、最初はエスプレッソ用に挽いてもらったコーヒーが細かいので目詰まりを起こしたのかと思いましたが、お酢を入れたお水をおとしたら、キレイさっぱりになりました。
ちなみに洗濯用には保育園ママ達で愛用しているサンダーレッドを使用中です。
このサンダーレッドのうたい文句 “落ちて驚く雷石鹸”
ちょっとおもしろいです。
がんこおやじの製法を受け継いで、純・粉せっけん一筋。原料は水と大豆油と苛性ソーダの3つのみ。
まあ合成洗剤とは10年以上付き合いがないので、その洗浄力を比べたら敵わないのかもしれませんが、
毎日使うものはシンプルに、そして、安心、安全という点からも、せっけん生活もおすすめです。