2010年 4月 03日
ありがとう、ブノワトン。
とうとう、3月29日を持ちまして閉店したブノワトン。
食べログを検索するとたくさんの方のコメントが寄せられています。
私も最終日3日間、お手伝いに行ってきましたが、早朝より、本当に多くのお客様にいらしていただき、いかにたくさんの方に愛されていたのかがわかりました。
その3日間のうち、最初の2日間は土日だったこともあり、土曜日は朝6時から、日曜日は朝5時から一番最初のお客さんが並んでいました。
懐かしいパンもこの3日間は登場し、特にあのアンティーククロワッサンには焼きあがりの1時間も前から、何度も列が出来ていました。
1組3個限定のアンティーク、うちの家族も、“やっぱりこれは王様”とうなっておりました。
パンのあれこれは食べログでお写真付きでたくさん紹介されているので、この3日間で私が感動した、ブノワトンの舞台裏・・・。
それは、やっぱり、スタッフ(お弟子さん達)が厨房の中で忙しく、一時も手を休めないのに、店頭からのお客さんの出入りを察すると、絶対にお客様には聞こえないのに、“いらっしゃいませ~”“ありがとうございました~”の声をみんなでかけていること。
一人ひとりの随所に、パンを食べてくれるお客様を大切にする思いを感じられました。
そして、店長(高橋幸夫氏の奥様)が、そのスタッフ達をとっても尊重していること。
上から物を言うのではなく、しっかりとスタッフの意見を聞いて、それを活かしてあげていることに、感動しました。
相撲部屋ではないですが、親方のような絶対的な存在が故・高橋幸夫氏だとすると、店長はホント、女将さんという感じでした。
閉店翌日に行われた、“ブノワトン お別れ・感謝の会”では、スタッフの方々が故・高橋氏との思い出を語られていましたが、皆さん異口同音に“辛いこともありましたが、高橋チーフのもとで修行が出来たことは幸せでした”と。
最終日3日間に作られたパンはどれも、高橋氏が伝授した傑作ばかりでした。
初日、袋詰めをしながら、どうしても食べたくなった、“有頭海老のキッシュ”。
翌日早速頂きましたが、もうこれはパン屋の域を超えていました。
きっとどのスタッフも、どこに行っても、美味しく、安全で、お客様を大切にするブーランジェになることでしょう。
高橋幸夫氏ご夫妻の撒いた種は確実に育っています。
これからも、麦師(箱根)をはじめ、スタッフ皆さんのご活躍を応援しております。
ブノワトン、本当にありがとうございました。
本当にお疲れ様でした! AKIEさんのお陰で幻のパンをいただけて本当に幸せでした。またはちみつオーダーしますので、よろしくお願いいたします!
ありがとうございます。
またまたのご注文承りました。
ありがとうございます。
New York出張の後に届くように手配しますね~。
帰ってきたら、ゆっくりレザーウッドハニーで疲れを取って下さい。